QHY8 とは、中国 QHYCCD 社のカラー冷却CCDである。

わかりやすくぶっちゃけると、天体撮影専用のカメラである。

国内では流通していない製品らしく、日本語による情報は非常に少ない。

 

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今回、香港のお店から、この冷却 CCD を個人輸入してみた。

備忘録も兼ねて、この製品について色々書いてみようと思う。

しかし、7 月には入手していたものの、未だ一度も天体撮影に成功していない。

過度の期待は厳禁である。

 


 

公式の製品ページは、QHY8 CCD CAMERA である。

センサーは、Sony の ICX453AQ を搭載している。

 

この製品の魅力は、他者製品に比べて安いことであると思う。

例えば、Google で検索してみると Modern Astronomy というお店で、£1,099 で販売されていることが分かる。

(これを書いている時点で、1 英ポンド = 126.2 円)

カメラをよく知る人からすれば、スペックの割に高すぎると感じるかもしれないが、冷却 CCD としては安いほうである。

 

QHY10 QHY12 QHY9 QHY8 QHY6 QHY6 Pro QHY5 QHY2 Pro Exclusively @ Modern Astronomy

 

ちなみに、私は Modern Astronomy というショップを利用したことがないので、よく知らない。

その他のショップや Web ページについても、やはり知らない。

海外からの個人輸入は、外国語能力を必要とし、更に様々なリスクを伴う。

言うまでもないことかもしれないが、利用するときは自己責任で。何かあっても、私は一切責任を取れない。

 

さて。

QHY8 はバージョン違いで、冷却コントローラのあり(新型)/なし(旧型)がある。

異様に安く販売されている物や、中古品は、旧型であるかもしれない。

見分け方はパワーコントローラで、DC101+ というものは旧型で、DC102 は新型のようである。

 

冷却コントローラがあれば冷却機能を細かに制御できる(らしい)が、なければフルパワーのみになる(ケーブルを引き抜いて、冷却機能をオフにすることは可能)。

一般に、冷却性能が高ければノイズの少ない画像が得られ、低ければノイズの多い画像が得られる。

ノイズは少ないに越したことはないので、常時フルパワーでいいと考えるかもしれない。

しかし、この冷却機能は曲者で、どうやらかなりの電力を消費するようだ。

バッテリーで動作させる際には、ある程度セーブして使いたいところである。

 

以上の理由より、旧型よりも新型のほうがオススメである。

しかし、旧型であっても供給電圧の調整で、ある程度の冷却コントロールが可能になるのではないかと見込んでいる。

私が所有しているのも旧型である。後日このあたりを記事にしてみようと思う。

 

また、兄弟機として、QHY8 PRO, QHY8L というのも存在する。

  • QHY8 PRO は、形状が円筒型で冷却コントローラあり。
  • QHY8L はセンサーが ICX413AQ で、形状が円筒型で冷却コントローラあり。ただし、最大冷却能力は控えめ。

HyperStar のようなプライムフォーカスでの使用を考えるならば、QHY8 よりも QHY8 PRO や QHY8L を選択したほうがいいだろう。