DSD 信号はローパスフィルタを通すだけで、音声信号に復号できることが知られています(らしいです)。おもしろそうなので、トランスを使って実験してみました。

電源以外でトランスを使うのは初めてだったので、爆発しないかと終始怯えていました。

やったことは単純で、DIYINHK の USB to I2S/DSD 基板とトランスを接続しただけです。電源は ebay で購入したブレッドボード用の物を使いました。2 次側はなんとなく両端を 1kΩ の抵抗で繋ぎました(なぜ入れる必要があるのか理解していません)。

Isolated XMOS 768kHz DXD DSD512(DSD1024) high-quality USB to I2S/DSD PCB

0-CT-600Ω:0-CT-600Ω オリエントコアマッチングトランス [600-600Z]

 

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まず、トランスの出力を直接 MDR-CD900ST に接続して聴いてみました。出音は綺麗と言えば綺麗な気がしますが、普通に DAC 経由で聴いた方が良いと感じました。

また、ノイズが気になりました。「サー」というノイズと、「ジュジュ…ジュワジュワ」というノイズの二種類です。曲を停止するとノイズは消えましたが、無音再生では出ていました。何が原因なのかは今のところわかりません。

さらに、ポップノイズがあり、電源投入時・再生開始時に「ボッ!」と鳴って驚きました。

 

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ヘッドホンアンプを接続してみました。直接ヘッドホン駆動に比べマシになったようですが、やはり各種ノイズが聞こえました。アッテネータでボリュームを変更するだけでも、「ボッ!ボッ!」と鳴っており、MDR-CD900ST ならともかく…、これ以上高価なヘッドホンは接続したくありません。

 

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もしかしたら、トランスに接するような近さでスズメッキ線を配線したため、ここで電磁ノイズを拾っているのかもしれません。

PCM 再生を NOS-DAC の IC で、DSD 再生をトランスで…と簡単に企んでいたのですが、前途多難です。

 

おまけ

 

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私の元に届いた「Isolated XMOS 768kHz DXD DSD512(DSD1024) high-quality USB to I2S/DSD PCB」ですが、U9 の IC が付いていませんでした。配置から察するに I2C のアイソレーションだと思われるので、気にしないことにしましたが…。

ロジックアナライザで確認した限りは、I2S も DSD も正常に出力できていそうでした。